最近CMでよく見ますよね、デロンギのヒーターのやつ、
「へ~、新しいの出たんだ~」って思って見てたら自分が使ってるのと同じモノでした。
とくにモデルチェンジとかはしてないようなのでレビューでも書いてみようかなと思います。
型名はDelonghi MDH15WIFI。
オイルヒーターやコーヒーメーカーで有名なイタリア、デロンギ社の新型ヒーターになります。型名の最後を見るとわかりますがコレはWi-Fi対応製品です。もう少し安価なWi-Fi無しのリモコン付きモデルもあります。(Wi-Fi版はスマホを使うのでリモコンはありません。)
Wi-Fiモデルでは専用アプリ、もしくはAppleのホームappで外出先から操作できます。
↓専用アプリ『Delonghi MDH』の操作画面
↓Appleの『ホーム』app。
水色でかこったとこを長押しすると
つまみが出てくるのでここを上下させると設定温度を変えられます。
良かったトコロ
まずこの製品を実際に2年使ってみて、良かったトコロと気になったトコロを書いていこうかと思います。
スケジュール機能が充実している
専用アプリを使うと(リモコンモデルはリモコンで)1日24時間×曜日ごとにスケジュールを組んで運転させることができます。夜中の寝てる時間帯は設定温度17度で運転、昼間は家に誰もいないので停止、夕方17時に21度で運転開始。土日は家に居るので昼間も運転。なんてことが一度設定してしまえばあとはほったらかしでOKになります。
スケジュール設定ではあらかじめ設定しておいた夜間モード・昼間モード・凍結防止モードの3つを時間ごとに決めていきます。
↓モード設定画面
↓スケジュール設定画面
Apple Watchを使えば寝てる状態と起きてる状態を検知して自動でヒーターを操作してくれる機能もあります。(自分は利用してませんが。)
↓Apple Watchを使った『マイスリープ』機能
HomeKit対応
AppleのHomeKitに対応した製品です(WiFiモデルのみ)日本で売ってるHomeKit対応のヒーターはたぶんこの製品のみ。
Appleデバイス(Mac iPhone iPad iPod)でホームappから他の対応家電と一緒に操作できます。iPhoneのGPSから位置情報を拾って、家から離れたら照明やヒーターをオフ、近づいたらオンなどの操作もできます。
室温の調整が細かく行われる
設定温度±0.5℃をキープしてくれます。これはすごい。暑くなりすぎてボーッとすることもないです。
空気を汚さない・ホコリをまきあげない
これはオイルヒーターも同じなんですが、輻射熱や熱対流で暖めるので熱風とかは出ません。火を使わないので空気中の二酸化炭素上昇もありません。ということは数時間おきに換気する必要もなくなります。
乾燥しない、喉に優しい
ヒーターによる乾燥がありません。自分もそうですが喉が弱くて風邪ひき易い人は就寝時の暖房にオススメです。
燃料補充の手間がない
当たり前ですがこれ大きい。コンセントだけ確保すればガスもいらない。
使用電気量をコンロトールしやすい。
エコモードがあったり、自動運転時でも最大ワット数制限かけたりできるので電気の使いすぎを防げます。
安全性が高い
表面温度が60℃くらい。熱くなり過ぎないので火傷をしにくい
他にもコンセントプラグが80℃になると自動で電源オフ
もちろんチャイルドロックもあります。
なので子供やペットのいる部屋でも使いやすいです。
マイナスな点
使ってみるとやっぱりマイナスに感じる点もでてきます。
やっぱり電気代が…
うちは古いとこなんで気密性も低くフルパワーでぶんまわしてると夏場にがっつりエアコンつかってるくらいにはかかります。
一月目はえらいことになりましたが、ワット数制限で1200Wとか900Wに制限したり、スケジュール運転で就寝時は抑えめに運転しておけばまぁ大丈夫かなって感じになります。
壁コンセントがヒーター専用になることも
使用ワット数が一応1500Wと表記されてるので二つ穴のコンセントでもこの器具だけで使う事が基本になるかと思います。
(実際の使用量は1500W時でも1300W超えるくらいらしいですが。)
自分は900W制限にして別の機器もコンセントに挿して使ったりしてます。
使い方にコツがある
使い方のコツや使うのに向いてる環境があると感じたので書いてみます。
ホームappからの操作にはApple TVかiPadが必要
コツというかポイントから。
Wi-Fiモデルをホームappから操作するにはApple TVかiPadが必要になります(ハブとして利用するため)。
なのでWi-FiモデルにはApple TV(第4世代32GB)が付いたものがラインナップされてます。型番はMDH15WIFI-SET。
非常にお得にApple TVが手に入るので持ってない人はセットモデル選ぶのがイイと思います。
窓際に設置する
公式サイトにも書いてありますが窓際に設置すると窓からの冷気をシャットアウトできるので効率が良いようです。
二重窓や遮熱カーテンを併用
これも上に書いたのと近いですが、二重窓にするのは難しくてもカーテンくらいは遮熱効果の高そうなものを選ぶだけでもかなり変わってきます。
気密性の高い部屋が向いている
当たり前ですね。
逆に言うと欄間があるような立派な和室のお家には向かないかもしれません。せっかく暖めた空気が欄間や建具の隙間から逃げてしまいます。
SAIZO的総評 ☆4
もちろん電気代がかかるってのはあるんですが、それはどの暖房使っても経費はかかるので…。
安全性が高い事に加えて、エアコンやファンヒーターみたいに長時間使うとボーッとしたり気持ち悪くなったりというのがないのでとても使いやすいと思います。
まあ自分的にはHomeKitに正式対応してるってだけで買いだと思います。
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