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毎日のお掃除が楽しくなる『Dyson Micro 1.5kg SV21FF』を購入

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年末の大掃除を前に我が家の『だいちゃん』ことDysonコードレスクリーナーのDC74さんが天に召されました。たぶん享年10才くらい。 死因はお猫様の粗相。ぶっかけられました。悲しい。

公式で最新のDysonを見てみると平気で10万オーバー。痛すぎる。

そんな中で比較的お手頃価格(それでも5万ちょい)のDyson Micro 1.5kgなるモデルを発見。あ〜、こんなん出てたね。
てかちっこいガジェット大好き人間が持つDysonと言ったらこれ一択なのでは?と急に物欲Maxへ。そしてポチる。

ちなみにAmazonでは取り扱いが無さげ(2021/12/30現在)

使ってみて良かったところ

サクッと良かったところまとめ。

・とにかく小型軽量(本体だけだと930g!)

とにかく軽い。くっそ軽い。
標準装備の延長パイプとフラフィクリーナーヘッドを装備した状態で1.5kg。これでもまぁ軽いのだが本体のみだと930gと1kgを切る。Dysonシリーズとしては驚異の軽さだ

・ゴミ捨てが簡単

最近のモデルでは共通だと思われるがゴミ捨てがとっても簡単になっている。パイプorノズルを外しクリアビン横の赤いツマミを本体先端へ向けてスコッと動かすとクリアビンの蓋がパカっと開きゴミが落ちるしくみだ。トロンボーンみたいな動きとでも言えば伝わるだろうか。このとき同時にクリアビン内のゴミをスクレーパーが掻き出してくれるので猫砂などの大きめのゴミは一発で確実に落ちる。猫の毛などは細く軽いため残ってしまう場合があるがツマミを何度かスコスコしてると落ちてくれる。

・小型なので狭い場所、高い場所でも使い易い

軽いのももちろんだが本体がかなりコンパクトになっており、家具の隙間なんかを掃除する際に大変取り回しが楽。

・本体形状が丸みをおびて家具を傷つけにくくなった

これはハンディクリーナー状態でソファ下を掃除しているときに気づいたのだが、旧モデルだと本体形状が複雑且つエッジが立っていた(とくにサイクロン部分は凶器的に)のでカリモクちゃんの脚(木製)なんかにぶつけると脚に凹みキズが出来てしまい、心にも傷を負う事が多々あった。
しかし今回のDyson Microはその点が大きく改善されている。本体形状が水筒のような円筒型となり無意識でも本体サイズを把握しやすくなっている。コレだけでも家具にぶつける事案はだいぶ減る。それに加えて本体エッジ部分は丸みがつけられているしサイクロン部分の出っ張りも最小限になっていて家具を傷付けにくい。

・メンテナンス性の良さ

クリアビンやヘッドの分解清掃が簡単になっている。フィルター部分も水筒を開けるように捻るだけで外せるようになっている。フラフィヘッドもドライバー無しでブラシローラーを外せる。布団なんかに使うミニモーターヘッドもコインで回すだけでブラシを外せる。糸なんかが絡んだ時に手入れしやすいのだ。
しかも昔と違って故障が予想される部分は公式サイトで純正スペアパーツが売られていて自分で交換できる。これは長く使えそうでありがたい。

使ってみて気になったところ

小型軽量を極めるために犠牲になった部分もあるのでその辺をかいてみる

・Dysonにしては吸引力が物足りないと感じる事も(特にコンビネーションノズル)

コンビネーションノズルを使った時に吸引力が弱く感じる事が。

  • 猫砂 (重いデオサンド)は吸えるが10円玉は吸えない
  • ブラシ時はホコリくらいしか持ち上がらない

上記は常用するであろうエコモードの場合だ。一時的に強モードにすれば回避できる。小型化のためにバッテリーも電圧の低いものになっているので単純に吸引力が落ちているのは仕方ない部分ではある。ここは実際に使ってみてもらうのが一番良いのだけど、自分はモーター駆動のヘッド2種が高性能なので充分カバーできており問題ないと感じた。コンビネーションノズルはノズル横に穴が開けられている上にブラシの毛足が長いので吸気が弱くなりやすいようだ。卓上ノズルは穴があいてないせいか吸引力が強い

・バッテリー容量が少なく一気に家中掃除は厳しい

バッテリーが小さいので当然駆動時間は短い。

  • モーター駆動のヘッドは18分
  • モーター無しヘッド、ノズルは20分
  • 強モードは5分

この数値を考慮すると一度に家中を掃除機がけするのは厳しいかもしれない。が2部屋くらいなら充分だろう。

・小型なのでクリアビンも小さい

クリアビンが小さい

吸ったゴミをたくさん溜めておけない

毎回掃除後にゴミを捨てる

となるのだが、前項にも書いたとおりゴミ捨てが簡単なので苦にはならない。それに毎回捨てる方が衛生的だ。

おすすめの使い方

上記、実際に使ってみた感想を踏まえた上でDyson Micro 1.5kgを使うと幸せになれそうなシチュエーションを考えてみる。

・ハンディークリーナーとして使えば約1kg!

パイプ無しでノズルのみを使いハンディークリーナーとして使えば約1kg!
自分はフラフィヘッドを使わず基本的にコンビネーションノズル(ブラシ)で床や棚を。デスクやテーブルの上は卓上ノズルで。布団・ベッド・クッションなどファブリック系はミニモ―ターヘッドで。と使い分けている。コンビネーションノズルは吸引力が弱くなったのは事実なのだがブラシを使うとハタキやホウキのようにホコリを除去しながら吸えるので実は一番凡庸性が高い。逆に床にしか使えないフラッフィヘッドは重いし付け替えが面倒なので使わない。性能はいいんだけどね。

・ゴミに気付いたらすぐ掃除

充電スタンド(後述)にセットしておいてゴミが目についたときにサクッと掃除という使い方が実に使いやすい。1kgなので使う時にとにかく精神面でのハードルが低い

・一人暮らしのメイン掃除機としては最高

一人暮らしのメイン掃除機としては駆動時間も充分。小型で置いておくのにも省スペースでOK。

・広いお家のサブ掃除機として。

ちょこっと使いのサブDysonとしてもおすすめ。各部屋にDysonを設置しちゃうようなセレブさんにもおすすめかもしれない。

・日本人の体格に合っている

Dysonは海外メーカーなので基本的にサイズ感が日本人には大きい。重さ云々の前に本体がゴツくパイプが長くて使いにくかったりするのだ。

だがDyson Microはこのページのアイキャッチ画像でもわかるように箱からして小さい(猫様より少し大きいくらい)。パイプも短いし各ヘッドも小さくなっている。軽いのもそうだが日本人に合わせて作ったようなサイズ感がこの上ない使いやすさを生んでいる。

・プレゼントにオススメ

いきなり自分で買うには吸引力や駆動時間でいろいろ迷うポイントがある製品だが(実際は小型軽量のメリットが上回ってる)、上でも書いたように2台目以降の掃除機としても最適なため、プレゼントとしてもらった場合に困ることがない。大袈裟に言えばDyson Microは何台あっても困らない。

・充電スタンドを使うと利便性爆アガり。

Dysonのコードレスクリーナーにはどれも充電用ブラケットが付いているのだが、ネジで壁などに固定する仕様で日本の賃貸住宅では使いづらい。そんな時に便利なのが充電スタンド。付属のブラケットをこの充電スタンドに固定してDysonクリーナーを立てて収納&充電できる。しかし純正品では付属品が一番多いモデルにしか同梱されない上に価格が大きくあがる。LEDノズルとか要らんよイラン。スタンドも真っ白で曲線的デザインがダサい。

そんな時はみんなの味方、山崎実業さんの出番。なんとDysonシリーズそれぞれに対応スタンドを用意してくれてる。しかもホワイトとブラックがある!すてきやん。

実はDyson Microより先に届いた。
必要な工具は同梱されている
こんな感じでブラケットの台座を固定。
Dyson付属の充電器をブラケットの裏側から仕込むと…
こんな感じでプラグ部分を固定できるようになってる
セットするとこんな感じに。
スタンドにケーブルタイで電源コードを這わせるとこ残る長さはこれくらい

・ゴミ袋ホルダーがあるとさらに良き。

Dyson Microのゴミ捨てをもっと楽にするにはゴミ箱を用意するべきだ。

実はこれまでいくつかのオシャレゴミ箱を購入してきたがどれもゴミ袋をセットしたり外したりがめんどくさくなって使わなくなってしまったナンダカンダでゴミ袋をそのまま床においてしまっていた。ただコレではDysonのゴミ捨て時に使いづらい。どうにかゴミ袋を簡単に自立させられるアイテムはないだろうか…

『それ、山崎実業がやる』

ちょうどテレビCMが流れてて長澤まさみがそう言ったように聞こえた。

で、山崎実業のカタログアプリ的なのを見るとドンピシャのアイテムを発見!

コレ、フレームにゴミ袋かぶせて上から蓋をカポッと嵌めるだけ。とっても簡単。捨てる時は蓋を外して横から袋を引きだせる。汚れた時もシャワーで洗えばOK。

ウチの地域は45Lのゴミ袋なんでジャストサイズ。

購入時に気をつけたい事

購入前に一度確認した方がよい事を書き出してみると

・一回の使用時間が15分以上ならDigital slimを検討推奨

一回で家中を掃除する方は駆動時間が長く且つ比較的軽いDyson Digital Slimが最適かもしれない。重さ1.9kgでエコモードで40分駆動の着脱式バッテリー。予備バッテリーを購入すれば簡単に駆動時間を伸ばせる。

・付属品の違いで価格が違うがミニモーターヘッドは付いてた方がイイ

Dyson Micro 1.5kgの形態は3種類。型番は以下(安い順)

  • SV21FF ENT
  • SV21FF
  • SV21 FF Pro

ENTは最小限のツールしか付属しないかわりにお安いパッケージ。だがミニモーターヘッドが付いてないのでオススメできない。

SAIZO的にはミニモーターヘッドは絶対あったほうがいいと思うんでSV21FFかSV21FF Proが選択技となる。で、Proのほうはスタンドとか要らないものが付いてるんで消去法で通常モデルのSV21FFが最適解となる。

SAIZO的総評 『88点』

最初は吸引力的に失敗したかな〜と思ったけど使えば使うほどその使いやすさの虜に。

2、3日に一回だった掃除機がけが1日1回以上に激増。とにかくDyson Micro使うのが楽しい。

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