買おう買おうと思いつつ、「まぁ急を要するわけじゃないし…」と結局買わずじまい…をかれこれ10回以上繰り返してたモノをついに購入しちゃいました。それがこちら↓
ケーブルの整理が購入動機
SAIZOの部屋にはそこそこな数のガジェット類があるわけですが、そのどれもが必ずと言っていい程電源ケーブルがあります。+α接続ケーブルやらがあったりでケーブル類は増殖の一途を辿るわけです。
となると問題になるのがどのケーブルがどの機器のモノなのか分からなくなるという事。
タコ足配線状態の電源タップからプラグを抜くときなんかどれがどの機器のモノか分からず四苦八苦するわけです。間違って稼働中のMacのケーブルを抜いちゃったりしたら?と思うと…。
ケーブルにタグを付けて整理する事に
ということで各ケーブルに行先表示&ケーブル種表示をする事にしました。
まずマスキングテープにマジックで文字を書いてケーブルに巻き付けてタグを作ってみましたがどうにも見栄えが悪い。わたくしの書く文字が絶望的に醜い。
テ◯ラで作ろうかとも思いましたが意外と高い上にやっぱりカッコ悪い。んー。
しばらく考えて前にflick!か何かの雑誌で見かけたジェフ宮原さん(音楽プロデューサー)愛用のラベルライターを思いだしました。
オモチャみたいなカワイイ見た目で少し厚みのある樹脂テープに文字を打刻してエンボス加工されたようなラベルを作れるというシロモノ。コレでケーブルタグ作ればいいじゃない!
まずはDYMOテープライターを知る。
雑誌で見たから…と言って同じモノをすぐ買っちゃいけません。たとえそれが最新モデルだったとしてもです。もしかしたら自分の用途にピッタリの他モデルがあるかもしれないですしね。最低限気になったアイテムのメーカーサイトを開いてシリーズのラインナップを確認します。
定番の安価モデル『DM2008』
上でも紹介したヤツです。ダイモって言ったらコレが定番みたいで、東急ハンズやヨドバシなんかの実店舗でも必ず置いてある感じ。
特徴としては…
・お手頃価格(1400円くらい)
・本体色がカワイイ(黄/桃/緑)
・打てる文字少なめ
・数字の『0』がない(アルファベットのOで)
・『@』がないのでメアドが打てない
・『¥』がないので値札には向かない
・9mmテープ専用機
・文字盤は固定式で交換不可
ザッとまとめるとこんな感じです。大文字アルファベットと数字くらいしか使わないよって方にはお手頃価格で購入できるのでオススメ。
力を入れやすいグリップ式『DM12965』
グリップ式なのでDM2008より打刻し易くなっていますが打てる文字種はそんなに変わりません。
・2700円くらい
・数字の『0』がある
・『@』がある。
・『¥』はない
・9mmテープ専用機
・文字盤は固定式で交換不可
文字盤交換式のお手頃モデル『DM1880』
付属された3枚の文字盤を交換することにより、より多くの文字種を打刻できるようになったモデルです。
・英大文字/英小文字/筆記体小文字/数字0〜9が打てる
・意外にも『@』がない
・意外にも『¥』がない
・ハングル文字盤が追加されてるセットがある
コレが一番オススメ『DM1595』
今回SAIZOが購入したモデルになります。
文字盤4枚付属でいままでの上記で紹介したシリーズより打刻できる文字種が一気増えます。主要な記号もあってまず困りません。
・3500円前後 (本体+テープ×1)
・『@』がある
・『¥』があるので値札も作れる
・英大文字が大きさ別で2種
・ひらがなとカタカナも打てる
・英小文字はない。
こんな感じですかね。
プロフェッショナルモデルもある
実際には今回購入した『DM1595』よりも上位機種となるプロフェッショナルモデルも存在します。本体が金属製で高耐久&アルミテープだったりなんかして非常に魅力的なんですが価格も4万超えとプロフェッショナル。工場や現場作業での利用には非常に向いてそうなので興味ある方は調べてみてください。
DYMOの利点
さてここまでダイモダイモとうるさいくらい書いてきたんですが、何が良いのかってのを書いてませんでした。
まず見た目がレトロでオシャレ
まず圧倒的にコレですよね。文字がエンボス状になるのでその陰影がまたいい感じなんです。黒地に白文字となるのも◎。
ランニングコストがテープ代のみ
手で握って打刻するので電池要らず。
印刷するわけでもないのでインク要らず。
テープが高耐久
印刷じゃないので一度しっかり貼ってしまえば水などで滲む事はないです。テプ◯などに比べ熱や圧力にも強い。
実際に使ってみる
では開けていきましょう
内容物
・テープライター本体
・打刻用プレート×4種
・説明書
・テープ1本+セットの換えテープ×2本
使い方を簡単に説明
説明するほどじゃないかもですが流れを簡単に書いてみます。
テープのセット
まずテープを入れる場所はココ。お尻の出っ張りを矢印方向に押し上げるとパカっと開いてテープをセットできます。
買った時点で最初の1本はセットされてるんで使い始めは気にしなくて大丈夫。
開けるとこんな感じ。テープ幅ごとに挿し込む場所があります。使うテープの幅と同じ幅のミゾに挿し込めばOK。
コチラが交換用テープ。
テープ送り幅の変更
本体左側にあるツマミを回すとテープ送りor戻しができます。
矢印方向に引き出すことで送り幅を変えられます。引き出してツマミ根元の緑色が見えてる状態が送り幅『大』設定。
文字盤の交換
文字盤を矢印方向に押すと文字盤を外せます。
文字盤をセットする時は左側から軽く押し込むだけです。簡単。
文字の打刻
文字盤をカリカリ回して打刻したい文字に合わせます。
そしたら持ち手をギュッと握ります。
文字が打刻されると同時にテープが一回分送られます。
以降、『文字盤回す→持ち手握る』の繰り返し。
文字を打刻し終えたら、文字盤の裏側にあるこのレバーを握ってテープカット。
カットと同時に剥離用のミシン目も付けてくれます。とっても便利。
あとは好きな場所に貼るだけ。
ケーブル整理に使ってみる
電源ケーブルやUSBケーブルなど増える一方なんですが、そうすると困るのがどのケーブルが何のケーブルだか分からなくなる問題。
こんな感じでケーブルにグルっと巻きつけてタグとして貼っていくとわかりやすくなります。画像はUSB-Cケーブルなんで『C』と打刻してみました。
この調子で電源ケーブルなら機器名がわかるように貼っていきます。
アダプターなんかは普通に側面にペタっと貼ればOK。
⚫︎画像のタグっぽいやつの作り方
・送りをナロー設定(ツマミ押し込み)に。
・テープをカット後から1戻し
・文字を打刻
・5送り
・文字を打刻
・4送り
・カット
SAIZO的総評 ☆4.0
出来上がるテープがダサくないのがいいですね。レトロカワイイ感じ。
電源なしで必要時にすぐ作れるのも便利。慣れてくるとサクサク作れます。
ちなみに黒以外のテープもあるんで興味ある人は調べてみてください。